IASOについてよくある質問

IASO利用上の質問

A1. IASO R7は同時アクセス数4のライセンスで契約しております。ログインできない場合、化学物質使用記録管理簿をダウンロード印刷したものに記入するなどして薬品の重量等を記録管理、後日改めてIASOに入力し備考欄に必要事項を記入してください。

A2. 入力したパスワードが間違っているとされた場合には、Caps LockおよびNumLockが有効になっていないかをご確認ください。それでもログイン出来ない場合、またパスワードを忘れてしまった場合は、所属のシステム管理者に連絡してパスワードの再設定をご依頼ください。

A3. メルク(旧シグマ-アルドリッチ)などの薬品バーコードの無い製品は、試薬名やCAS番号等から検索できます。該当するマスターデータがない薬品の場合にも他社の同一化学物質のデータで代用し、会社名等マスターデータと異なる事項をコメント欄に書くことでの利用も可能です。また、A4.(2)で記述されているように、マスターデータへの追加もできます。

A4.(1)現在6社(関東化学、富士フィルム和光、ナカライテスク、東京化成工業、メルク[旧SIGMA-Aldrich]、高純度科学研究所)の電子カタログがデータベースに登録されています。

A4.(2)入庫したい薬品がデータベースに登録されていない(薬品の全検索でヒットしない)場合は、メンテナンスマネージャーから新規登録が出来ます。この薬品マスタメンテナンスの権限は学生には無く、教職員はこの権限を有しています。ユーザー名に「薬品DB追加」を用意したので、各グループ内で責任を持ってご利用ください。ただし、一旦登録したマスターデータの変更修正は管理者しかできませんので、必要な項目を確認、準備した上で薬品マスタの新規登録をお願いします。もしくは必要な項目を添えたうえで、所属のシステム管理者まで薬品マスタの新規登録を依頼してください。

A5. 薬品マスタデータは各試薬メーカーのカタログデータをそのまま使用しています。そのため、同一化学物質であってもメーカー間で表示内容にバラツキが生じる場合があります。SDS(旧MSDS)も提供してもらった分しか表示できないので、毒劇物取締法、労働安全衛生法、PRTR法の対象物質であっても表示されない場合があります。また古い試薬の場合は、生産中止になっていたり、カタログ番号等が変更になっている場合もありますので、薬品の基礎データの内容については各試薬メーカーにご確認ください。また、明らかな間違いはマスターデータの修正が可能ですので、システム管理者にご依頼ください。

A6. 不正防止の観点から、一度入力してしまったデータの変更や削除は出来ません。間違えて登録してしまった薬品ビンは空ビン処理(一旦持出処理を行ってから、空ビンにチェックマークを入れて返却処理)をしてください。その際、コメント欄に何と何を間違えたのか等の記述を分かるように残しておいてください。

A7. 不正防止の観点から、一度入力してしまったデータの変更や削除は出来ません。薬品ビンの取り違えでないことを確認してから、以下の方法で現在数量を正しくしてください。
例)重量250gと入力するところを150gと入力してしまった場合、もう一度その薬品の「持ち出し」、「返却処理」を正しい数値で繰り返す。その際コメント欄に「○月△日の入力はミスだったのでここで修正した」等の記録を残しておいてください。

A8. 所属のシステム管理者にご依頼ください。

A9. 所属のシステム管理者にご依頼ください。

A10. 薬品庫一括の変更は一般ユーザーには出来ませんので、所属のシステム管理者にご依頼ください。薬品ごとにバーコードリーダーで読み取っての移動は一般ユーザーができます。

A11. 閲覧権・使用権の設定をすれば可能です。IASOは保管場所毎に特定のグループに対して閲覧権(在庫の有無参照のみ可能)と使用権(在庫の参照、使用、集計が可能)が設定できますので、閲覧権・使用権の設定については所属のシステム管理者にご依頼ください。

A12.使用権設定の変更をシステム管理者が行うので、「薬品管理支援システム使用権設定変更願(化学物質等引継ぎ確認書)」を所属のシステム管理者宛にご提出ください。この設定変更により、引継ぎ先で使用できます。

A13. 本学の薬品管理は毒物・劇物等の管理方法を重量管理することとしてます。変更はできません。

周辺機器・印刷関連

A14. バーコードを読取るとキーボードで入力した様にパソコンに入力されるキーボードインラインバーコードリーダー(市販されているほとんどのバーコードリーダーはこのタイプです)であれば特別なソフトウエア(ドライバ)を必要とせず、パソコンおよびソフトウエアの設定を変更することなくご利用頂けます。UNITEC製バーコードリーダーなどで動作しております。バーコードリーダーの推奨はUSB接続で、ユニテック・ジャパン社MS250としています。

A15. (1)バーコードシールが読み取り時に湾曲しないよう、特に小さい薬品ビンには縦に貼る、リボン状に引き延ばせるようにする、など工夫してみてください。

A15. (2)バーコードラベルの印刷はモノクロレーザープリンタで標準以上の品位で実施することをお勧めします。インクジェットプリンタ、カラーレーザープリンタで印刷したラベルは、読み取りできないケースが多く見受けられます。また、レーザープリンターでもドットの粗い場合、認識されないことがあります。他のプリンターでの印刷ラベルでご確認ください。また、PDFの印刷時、拡大縮小率が「等倍100%」であることを確認してください。

A15. (3)バーコードリーダーの設定が必要です。メーカーの説明書をご確認ください。

A16. 下記の品名・規格でご購入ください。
IASO用バーコードラベル台紙 タイプS (80片×25枚)
関東化学 Cat.No.96970-04 2,500円

A17. 天秤とPCの接続には、通常RS232Cを利用しますので、USB ポートしか無い PC の場合は USB シリアルコンバータを使う必要があります。なお、記載した型番以外は接続できないわけではありませんが、同一メーカーでも機種によって通信方式が異なりますので、古い機種は記載した型番のものと通信方式が同一であるかを天秤メーカーにご確認ください。

  • 島津製作所 UWシリーズ
  • エー・アンド・ディ GXシリーズ
  • ザルトリウス LPシリーズ、LEシリーズ、CPシリーズ、TEシリーズ
  • メトラー・トレド XSシリーズ、PBシリーズ、PLシリーズ

※電子天秤の設定はIASO R7電子天秤マニュアル、あるいはIASOログイン後メニューHELPより電子天秤マニュアルをご確認ください。

A18. ログイン画面の「Help」ボタンを押して表示されるマニュアルやIASO R7 マニュアルのうちIASO R7 導入マニュアル「5.初めてお使いになる方に」p24-をお読み戴き、使用するパソコンの初期設定を行ってください。天秤を認識させるためには、天秤付属のドライバを事前にインストールしておく必要があります。

集計の質問

A19. 目的ごとに計算が異なります。目的に従って集計機能を選択してください。PRTR-排出・移動量ですと、「薬品の名前」には表示されていない不純物や溶媒を含めて集計します。PRTR報告の目的にはこれが正しい機能です。法規-「薬品の名前」ですと、その「薬品の名前」で登録されているものしか集計しません。

追加された質問

A20. (1)薬品ビンの入庫登録の時にリスクアセスメント対象物質であれば、そう知らせる警告メッセージが表示されるようになりました。

A20. (2)DATA MANAGERによる各種集計で、
「法規」ボタン-「労働安全衛生法」-「第57条の2(SDS交付義務)」
「法規」ボタン-「労働安全衛生法」-「第57条の2(SDS交付義務)」-「個別の薬品」
という集計が可能になりました。労働安全衛生法 第57条の2(SDS交付義務)がリスクアセスメント対象物質と理解してください。

A20. (3)上記2点について、実際に操作した画面キャプチャを主としたダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。リスクアセスメント関連マニュアルを作成しました(2017年2月23日追記)。その他の細かい点につきましてはシステム管理者向け資料のR6.4関連のファイルを参照ください(2016年11月28日)。

A21. いったん登録された薬品ビンの使用期限の変更は出来ません。薬品ビンの新規登録時にデフォルトの使用期限から変更することができますので、必要に応じて設定してください。技大IASOシステムのデフォルト使用期限を現在は10年としていますが、IASO導入当初は3年でした。IASOシステム全体の使用期限設定であり、薬品の種類ごとに使用期限の設定は行っておりません。使用期限の切れた薬品を使用することへのIASOのシステム的な制限、ペナルティはありませんので、必要に応じて使用や廃棄の判断をお願いします(2017年2月22日)。

A22. 薬品ビンの在庫を確認しIASOシステムと照合します。現物確認出来なかった薬品ビンについては、空ビン処理を行います。棚卸し機能は学生には権限が無く、教職員、薬品DB追加アカウントにのみ権限があります(権限パターンを参照のこと)。具体的な手順については棚卸マニュアルを参照、またはシステム管理者にご相談ください。この棚卸マニュアルは、技大IASOシステムの設定等による相違点、表示されない項目や注意点などについてIASOマニュアル該当部分に書き込みを加えたものです(2017年2月22日)。

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